カンクン周辺の マヤ遺跡3選

マヤ遺跡は、アメリカ大陸の3大文明「アステカ文明」「マヤ文明」「インカ文明」の中でマヤ文明の遺跡になります。
マヤの遺跡で最も驚きなのは、メキシコのユカタン半島にその遺跡がいくつもあることだと言われています。
考古学者らは、マヤ文明の2500年もの歴史を大きく３つの年代に分けていますが、このメソアメリカの都市文明はいまでいう南メキシコ、ベリーズ、グアテマラ、ホンジュラスという広大な地域を最盛期であるAD250～900年の間に支配した文明です。
そのほとんどは密林に埋もれた状態にあるため、今も発掘調査ができずに放置されている遺跡も数多く、そのため、すでに世界遺産に登録された7か所のマヤ遺跡以外にも、今後調査が進むにしたがって世界遺産登録が増えていくのは確実だといわれています。

このマヤ文明最大の遺跡が、メキシコ東部、ユカタン半島北部に位置するチチェン・イツァの遺跡です。遺跡北部の区域内に、西側入り口から１歩足踏み入れると、正面前方にカステージョと呼ばれるピラミッド型の神殿が現れます。このカステージョは、全体が暦として設計されており、91段の階段の四面を合計すると364段となり、これに頂上神殿の１段を加え、1年の日数のと同じ365段となっている神秘的な建造物です。また、カステージョには、春分・秋分の日に、ククルカン（神格：羽毛のある蛇）が降臨するといわれ、影が北面に映し出された景色は本当に神秘的です。

マヤ遺跡は、ユカタン半島に印象的なほど高くそびえ立つピラミッドから、コバの洗練された古代都市まで、世界中の旅行者を惹き付けます。 宮殿や天文台、ピラミッド、神聖な土地、これらの多くは、我々が発掘や探検をできるレベルで、1000年以上たった今でも未だに素晴らしい保存状態で残されているのです。
荘厳なマヤの遺跡の驚くべき文明に関して、ワクワクするような事実を知ってほしいですし、このメキシコの地で体感してほしい。 アメリカ大陸のエジプトとも呼ばれるこの地を是非見てカンクンから帰国してください。ユカタン半島のマヤ遺跡は、メキシコの歴史を深く理解することに役立つでしょうから。